【セキスイハイムの現実】できなかった間取り
セキスイハイムとの間取りの打ち合わせがほぼ完了しました!
その中でこちらから提案したけど、NGと言われてしまったことがありました。
ユニット構造だから、制限があるとは聞いていましたが、今まさにセキスイハイムの不便さを実感中です。
そこで、我が家が間取りでできなかったことを紹介します。
セキスイハイムでこれから実際に間取りを考える方、セキスイハイムを検討中の方の
参考になれば幸いです。
どうして間取りに制限がでるの?
それはユニット工法のためです。セキスイハイムでは、住まいを80%まで工場で仕上げています。
工場で作るから雨に濡れないし、品質も一定に作れるというメリットがあります。
しかし、そのデメリットは間取りに出てきます。どんな制限があるのか、我が家の例を参考に見ていきましょう!
どんな間取りができないのか?
・キッチン、階段はユニットを跨げない
セキスイハイムの家はユニット単位で製造され、キッチンや階段は工場で設置されます。それを現場で組み合わせることで建築されます。
ユニットを跨ぐように設置すると、ユニットからはみ出してしまいます。
その状態で搬送ができないため、ユニットを跨ぐように設置することができません。
我が家の場合、あと10cmキッチンをずらせば、パントリーができたのにキッチンがユニットをはみ出してしまうのでできませんでした。
キッチンのサイズによってはユニットの短辺側と平行設置するとはみ出すため、設置できない可能性もあるため、これにも注意が必要です。
現場設置にすれば設置できるかもしれませんが、できることを確認済みではないので営業さんに聞いてみて下さい。(費用は増えると思います。)
・階段はユニットの中央に設置できない
家の種類や階段のタイプによっても違うかもしれませんが、ボックス型の階段はユニットの中央に階段は設置できないそうです。
(我が家はSPS-Uです)
階段の後ろをファミリークロゼットにして通り抜けできるようにしたかったのですが、できませんでした。
・少しだけ面積を減らすことができない
よくSNSで坪数減らして減額したという投稿を見かけますが、セキスイハイムでは減らしたい箇所をピンポイントで削ることができないため難しいです。
理由はユニットのサイズが決まっているためです。
⇩ユニットのサイズ
これらのユニットを組み合わせて作るため、一部分だけ減らすということができません。
坪数を減らす場合はユニットのサイズを小さくしていきます。
したがって自分で減らす場所を指定することができません。
ユニットの組み合わせによって形を変えることはできると思いますが、ユニット数が増えると施工費が上がり、柱の数も増えるため間取りの制限が増えることもありそうです。
<例>
・柱はずらせない
私たちは真ん中に柱が来なかったため、影響はありませんでしたが、柱がある部分は自由に間取りを作れません。
柱が壁の中に隠れればよいのですが、部屋の真ん中に柱ができてしまう場合邪魔になります。
柱を活かしておしゃれに見せるか、ユニットを変更するかが必要になりますね。
結論
ユニット内で設置しなければならないものが多いため、”ちょっとずらしたい”ができないのがセキスイハイムです。
パントリーや回遊動線などあきらめたことはありますが、どこで建てたとしても発生する問題だと納得しています。
我が家はSPS-Uなのでもしかしたら、ほかのSPSよりも制限が多いのかもしれません。
完全に自由だと、決めきれないことが多くなるので、優柔不断な私にとっては制限があるほうが間取りは作りやすかったのかもしれません。
できる範囲の中で理想の間取りをつくればいいのです!(※強がり)